マーガレット女王
H.R.H. The Princess Margaret
マーガレット王女は1930年8月21日、スコットランドのグラミス城で生まれた。2002年没。
父は元イギリス王のジョージ6世。次男であったアルバート王子(後のジョージ6世)が王位についたのは、兄エドワード8世がいわゆる“王冠を賭けた恋”の為に退位した為であることは広く知られている。
母はストラスモア伯爵家出身のエリザベス・バウエス・ライオン。
姉はイギリスの現女王、エリザベス2世である。
ジュエリー業界にまつわるマーガレット女王の話題といえば、その死後遺族が相続税を支払う為に2006年6月13,14日に競売にだしたマーガレット女王のジュエリーや肖像画、ティーセットなどを上げることができる。これらの遺品には著名なザ・パルティモア・ティアラ(The Poltimore Tiara)が含まれていた。競売を担当したのはジュエリー オークション大手のクリスティーズ。落札総額は約20億3500万円(9,598,160英ポンド)に上り話題を集めた。高額落札されたもののひとつにファベルジェ作の置き時計があり、落札価格は約2億6300万円(1,240,000 英ポンド)だった。
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