GIA、新しいカットグレーディング システムを2006年1月から適用開始と発表
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- GIAは、かねてから研究を重ねてきた新しいカット グレーディング システムを用いたダイアモンドのグレーディング レポートを2006年1月1日から適用すると発表した。専用サイトも設置して説明に努めている。
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- この新しいダイヤモンドのカット グレーディング システムは15年以上に渡って研究が続けられているもので、業界関係者の意見を聞きながら作業が続けられてきたもの。
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- ダイアモンドの魅力は多くを輝きに負うが、その源泉はカットである。カットには研磨石のアウトライン(ラウンド カットなのか、あるいはエメラルド カットなのかといった)という意味もあるが、「カットの善し悪し」を論じる際に“カット”といった場合、プロポーションを指している。ここで説明するように、プロポーションとはテーブルの大きさ、クラウン角度、パビリオンの深さ、ガードルの厚さなどであり、これらの要素によってカットの善し悪しを判断する。
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- 日本のダイアモンド グレーディング機関(宝石鑑別機関)では現在、プロポーションによって「エクセレント」「ベリー グッド」「グッド」等のカット グレードを判断して記載している。
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- しかし、従来からダイアモンドの専門家の間では、上述のようなシステムでベリー グッドやグッドになるダイアモンドの中にも素晴らしい輝きを示すダイヤモンドがあることが指摘されていた。GIAではこれらの声に耳を傾け、3次元のコンピューターモデリングを用いて15年以上に渡って研究した結果、今回の新しいグレーディング システムの開発につなげており、詳細はGIA発行のジェムズ&ジェモロジー(Gems & Gemology)、2004年夏号などでも発表されている。
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- 従来との大きな違いは、クラウン角度などの要素をひとつひとつ判断するのではなく、各要素の組み合わせに着目している点である。またスター ファセットの長さやローワー ガードル ファセットのパビリオンの深さに対する割合もカットの判断要素として採り上げている。更に、従来プロポーション グレーディングとは個別に、フィニッシュとして判断していたファセットの形や対称性(シンメトリー)、研磨の正確さや質(ポリッシュ)といった項目もカット グレードの判定に組み込んでいる。
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- GIAの新しいカット グレーディング システムでは、各要素を勘案してカット グレードを判断する事となるが、この作業は繁雑を極める。この為GIAではファセットウェア(FACETWARE)と呼ぶ専用のソフトを開発して用いることとなる。FACETWAREはこちらでオンラインで試すことができる。必要な数値を入力して「Find Predicted Grade for Diamond 1」というボタンを押すと“Excellent”“Very Good”“Good”“Fair”“Poor”のいずれかの結果が返される。
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